生き抜くために先人の知恵を学ぶ

日々の哲学・名言

どうしようもなくつらすぎるときの知恵

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つらすぎるとき

これまで生きてこれたのだから、今の状況も乗り越えられる

あなたは、自分が熟知し、すでに何度も打ち負かしてきた敵と戦うつもりで、もっと勇猛に戦いを挑むべきなのです。
今流れているその血は、傷ついたことのない体から流れ出ているのではありません。
あなたは、まさしくそれらの古傷の上に、傷を負ったのです。

セネカ 『母ヘルウィアへのなぐさめ』

『母ヘルウィアへのなぐさめ』 は、追放となったセネカが、母をなぐさめるために送った手紙です。

母ヘルウィアはこれまでも辛いできごとを体験してきた人でした。

そのことを踏まえての言葉です。

これは、あまり辛い経験をしたことのない、とても若い方には役に立たない言葉かもしれません。

でも、ほとんどの人は色々なことを乗り越えてきたからこそ、今生きているわけですよね。

戦う強さはもっているはずだと、いってくれています。

人生の底値圏にいるときは、じっと上げ相場を待つ。

人生は見切ってしまったらおしまいです。下げ相場が続き、底値圏にいる間は、じっと上げ相場を待つのです。
どんなに長くても、下げた相場は必ず上がります。相場の大底で起きていることは、幸運の所有者の変更です。あきらめた人から、前向きな人に、幸運が移っていくのです。あきらめないでください。

『実践 生き残りのディーリング』 矢口 新

これは、投資の本の最後に書かれていた言葉です。

相場は、上がったり下がったりしますが、永遠に上げ続ける相場もなければ、下げ続ける相場もありません。

永遠に人生の大底にいるわけではない。あきらめたらもったいないです。

出典

人生の短さについて 他2篇 (光文社古典新訳文庫)

実践生き残りのディーリング 変わりゆく市場に適応するための100のアプローチ (現代の錬金術師シリーズ)

参考

生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)

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